【メタボ対策に効果的】
【メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)って?】
メタボリックシンドローム=単に「肥満」という理解をしていると人が大半ではないでしょうか。
しかし、それは実際には間違えた理解なのです。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に加え、
・高血糖
・高血圧
・高脂血症
のうちの2つ以上を合併した状態の事を指しています。
つまり、肥満とそれに伴う不健康な状態を指して【メタボリックシンドローム】というのです。
メタボ健診において血圧や血糖値を測定するのも、このメタボリックシンドロームを診断する為なのです。
高血糖や高血圧は、それだけでも十分に注意が必要なな状態といえます。
しかし、これらが複数に絡まりあって合併している状態は、動脈硬化性疾患の発生頻度が飛躍的に高くなってしまうのです。
最近ではメタボリックシンドロームという言葉がマスメディアなどの影響もあって気軽に使われることもいいようですが、実は恐ろしい状態
であるということなのです。
しかも、メタボリックシンドロームは痛みなどの自覚症状がほとんどない為、あまり深刻に受け止める人が多くないということも注意すべき事態です。
メタボ健診は、そういった最近の風潮に警鐘を鳴らすという意味でも非常に期待されているの健康診断なのです。
メタボリックシンドロームは、気軽にいられるほど楽観できる症状ではありません。
メタボリックシンドロームの予兆があれば、すぐにでも改善に取り組まないと取り返しの付かない事になってしまいます。
それほど注意が必要であることをしっかりと把握し、メタボ健診を積極的に受けるようにしましょう。
【あなたは何型?(メタボリック症候群?)」】
肥満には脂肪のつき方により、内臓脂肪型と皮下脂肪型の2つのタイプがあります。特に内臓脂肪型肥満は、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病との密接な関係がわかってきているだけに注意が必要です。
内臓肥満によって、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの生活習慣病が併発しやすくなります。これらの病気は、動脈硬化を引き起こしやすいので注意が必要です。
◆内臓脂肪型肥満(内臓に脂肪が多くつく)
・特に男性に多い
・ウエストが太く、ビール腹のようにせり出している。
・ヒップに比べてウエストサイズが大きい
◆皮下脂肪型肥満(皮下につく)
・特に女性に多い
・脂肪が皮膚の上からつかめる
・下腹部やでん部、太腿や下腿部などの下半身に多くつく。
【メタボ健診の義務化とペナルティ】
メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善を目的に、2008年4月より40〜74歳の保険加入者を対象にした
「特定健康診断・特定保健指導」
が導入されました。2013年度からは健康増進の成果に応じて、企業の健康保険組合から国に払う拠出金が増減する仕組みが導入されることになっており、もはや企業にとって「メタボ健診対策」 は大きな課題のひとつ。社員のみなさんの健康維持と自社の負担軽減のために、積極的に取り組むことが求められています。
メタボリックシンドロームに陥る生活習慣は若年層(概ね40歳まで)で確立されるといわれており、40歳前の従業員を抱える企業にとって、従業員の健康は個人の問題だけではなく、企業、CSR(企業の社会的責任)とまで広がりを見せてきています。
≪BMI≫
体格指数の事で体重÷(身長×身長)で計算する事ができます。BMIが22の時が最も理想的とされ、18.5〜24.9は普通体重。この範囲を超えると統計的にも生活習慣病にかかる可能性が増えるというデータがあります。
≪基礎代謝量≫
生命維持活動の為に最低限のエネルギー消費量の事。なんとこれが一日の消費量の70%を占めます。(残り30%が運動、食事、その他) なので基礎代謝量が高い人は太りにくく痩せやすい体質といえます。これはもちろん多い方
がいいです。多い人、少ない人を車で例えると排気量が高いスポーツカーと軽自動車といった違いです。同じ運動をしても消費量も違います。これは何で増やしましょう?答えは筋肉量です。筋力を付ける事により基礎代謝を増やす事ができます。ボクシングを行うと
理想的な細くしなやかな良質の筋肉をつけることができます。
【何をしなくてもエネルギーを消費する!】
体を横たえてじっとしているときでも、内臓や脳は常に動いています。体温を維持する為にもエネルギーが必要。このように、生きていく上で最低限必要なエネルギーを「基礎代謝」
といいます。基礎代謝が全消費エネルギーに占める割合はとても大きく、特に運動していないときには約70%にもなります。基礎代謝のうち、半分以上は熱をつくるために使われ、主に筋肉で消費されています。このため、筋肉が多い人ほど基礎代謝が高く、じっとしているときでもエネルギーがどんどん使われてるわけです。一方、運動不足で筋肉が落ちている人は、たとえ20代でも基礎代謝はかなり低下して、やせにくい体になっている可能性があります。
・基礎代謝 約70%(そのうち筋肉によるエネルギー消費30〜40%)
・生活活動代謝量 約 20%
・食事誘発性熱産生 約10%
【基礎代謝を落とす最大の敵は過激な食事制限】
早く痩せたい!という思いから、食事量を極端に減らす人も少なくないのでは?このようなダイエット法は、基礎代謝に悪い影響を及ぼします。極端に食事量を減らして減量すると、多く場合、脂肪だけでなく、筋肉量も減ってしまいます。体重が5kg減ったとしたら、脂肪も筋肉も2.5kgずつ減ると考えればいいでしょう。2.5kg筋肉が減ると、基礎代謝量は少なくとも、一日あたり100kcalはダウン し、やせにくい体になってしまいます。
基礎代謝を下げずにダイエットするには筋肉を落とさないことが重要
。それにはやっぱり筋トレをしないといけないのか?→筋肉を積極的に増やすには、筋トレが必要ですが、筋肉量をキープするだけなら、それほど激しい運動は必要ありません。体に軽く負荷がかかるような運動、たとえば軽いランニング運動でも、筋肉が落ちるのを防ぐことができます。
≪有酸素運動≫
有酸素運動とはウォーキング、ジョギング、サイクリング、水中運動等の酸素を取り込みながら脂肪燃焼、心肺機能を高める効果がある運動です。運動の強さは自分の限界の4〜5割程度、つまり軽く汗ばむ程度がよいとされています。脈拍が110〜120を超えない程度が目安。時間にして20分以降から脂肪燃焼効率が高まるので30〜40分くらいは行いましょう。
≪内臓脂肪≫
内臓の周囲につく脂肪のことで、男性に蓄積しやすく、また加齢と共に蓄積しやすくなるといわれています。 有酸素運動とバランスの取れた食事
で内臓脂肪を減らすことができます。
≪骨量≫
骨全体に含まれるカルシウムの量。20才頃に最大の骨量となり、その後、年齢と共に減少していきます。無理なダイエット は骨量の低下を招くので避けましょう。適度な運動とカルシウムの摂取、ビタミンDの摂取などで骨量の増加を維持しましょう。
【100キロカロリーってどれくらい?】
【食事】
トースト(バター付き・6枚切り食パン)・・0.5枚
ご飯軽く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1杯
みそ汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約2杯
ショートケーキ(小さめのもの)・・・・・・・・1/2個(約30g)
ビール中びん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
清涼飲料水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
砂糖入りコーヒー・・・・・・・・・・・・・・・・・1杯
豚ロースカツ(約25g)・・・・・・・・・・・・・・4分の1切れ
【運動】
自転車をこぐ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30分
電車の中で立っている・・・・・・・・・・・・・57分
ウォーキング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40分
エアロビクス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30分
ジョギング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10分
「有酸素運動のみ」、ではやった割にはカロリー消費って意外と少ないんですよね(^ ^);
やはり「無酸素運動」と言われる筋力トレーニングも同時に行ない基礎代謝を上げるのが効果的だし確実、失敗がないです。
あとは体重だけにとらわれない事。目的は体脂肪を減らすことです。
ちなみに脂肪よりも筋肉のほうが重いんです!だからあまり体重に変化がないなぁ〜なんて思っていても筋肉がついて 見た目的にはかなりシェイプアップされている
ということはよくあります☆
ボクシングで内臓脂肪も、皮下脂肪も効果的におとしましょう☆
【ストレスをうまくコントロール】
就職氷河期の学生に不安と焦り、人事担当者は「ストレスコントロールできる強さ」を重視。
人事担当として新卒新人に求める要素についてたずねたところ、トップ3は「主体性」「実行力」「柔軟性」
で、昨年と今年で変化は見られなかった。しかし、「ストレスコントロール」が昨年の7番目から5番目にランクアップしており、苦境の中でもストレスを自分でコントロールできる精神面の強さ
が求められているようだ。【楽天リサーチ調べ】
「心の病」で労災、昨年度は269人・・・20〜40代が8割
職場でのストレスが原因でうつ病などの精神疾患になったとして、2008年度に労災認定を受けた人が269人に上ることが8日、厚生労働省のまとめで分かった。
過去最多だった07年度よりも1人多く、最多を更新した。このうち、過労自殺(未遂も含む)は66人。07年度より15人減ったが、依然高い水準となっている。同省では、長時間労働や成果主義導入などに加え、不況で企業間競争が激化し、過度の緊張感を強いられて「心の病」を患う人が増えているとみている。
精神疾患で労災認定を受けた人の年代別で最も多いのは30歳代の74人。20歳代70人、40歳代69人と続き、20〜40歳代で全体の約8割を占めた。職種別では、システムエンジニアや医師などの「専門的・技術的職業」が69人と最多で、工場で働く労働者など「生産工程・労務作業者」51人、「事務」45人などとなっている。
【読売新聞】
ボクシングはストレス解消にうってつけ。同時に相手はいるが主に自分自身との戦いであるため精神面での強化
もはかれます。ストレスはコントロールするもので、溜め込むばかりじゃ体に弊害が出ます。特に女性は男性と比べてストレス等の環境因子によって体に弊害がおきやすいといいます。
【アクティブ・レスト】
アクティブ・レストとは“積極的休養”とも呼ばれ、運動後のからだが疲れている時に、あえて軽めに運動を行い、全身の血行を良くして疲労回復を早める休息法のことです。
疲労を回復させるためには、“横になり、とにかく安静にして休む”ことが一般的な方法として浸透していますが、近年、スポーツの世界では“疲れているからこそ、からだを動かして疲労回復を促す”
という考え方が注目されています。
積極的に筋肉を動かして血液の循環を促し、酸素や栄養を効率良くからだに行き渡らせることを目的としている
アクティブ・レスト。
サラリーマンやOL、主婦など普段あまりからだを動かす機会が多くない人にとっても効果的な疲労回復法といわれています。
【筋トレの参考、筋肉の回復時間の目安】
体の部分 |
回復時間 |
トレーニングの目安 |
おなか
ふくらはぎ
肘から下 |
24時間 |
毎日 |
力こぶ
二の腕
肩 |
48時間 |
1日おき |
胸 背中
太もも |
72時間 |
初級者 1日おき
中級者 1日おき
上級者 2日おき |
腰 |
108時間 |
初級者 週に2回ぐらい
中級者 週に2回ぐらい
上級者 週に1〜2回ぐらい |
【いい汗と悪い汗】
【いい汗とは?】
運動習慣などが有り、ふだんから汗をよくかいていて汗腺が鍛えられている人は、ミネラルや塩分を体に留めておく機能が十分に働くので、水分の多い「サラリとした汗」をかきます。また、余分な成分が少ないので、蒸発しやすく、体温調節もスムーズに行え、熱中症になりにくくなります。また、常在菌の繁殖も抑えられ、ニオイもそんなに発生しません。
【悪い汗とは?】
普段、エアコンに当たってばかりで、運動習慣もなく、汗腺を鍛えていない人は、ミネラルや塩分がそのまま汗とともに出てしまうので、ミネラル、塩分の濃度が濃くて、「ベタベタした汗」をかくことに。そうすると、不快なだけでなく、体に必要なミネラルが不足し、大粒の蒸発しにくい汗となり、体温調整もスムーズに出来ず、慢性疲労や熱中症の原因にもなります。また、アンモニアなどの成分を含み、皮膚表面の雑菌の繁殖を促してニオイも発生します。
【KSBC】神戸スポーツボクシングクラブ
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